今回は『バンジョーとカズーイの大冒険』の紹介をさせていただきたいと思います!
バンジョーとカズーイといえば2人で1人のキャラクター
クマの『バンジョー』とトリの『カズーイ』を操作して冒険するゲーム
こちらの作品は、『スーパーマリオ64』のような箱庭型のアクションゲームとなっておりますが、内容はかなり違っています
どういったレトロゲームなのか、各ステージでどういった攻略をしていくのか、どのようなアクションがあるのか?
疑問に思っている方も多いと思いますので、説明させていただきたいと思います!
・バンジョーとカズーイは面白いのか
・2人のアクションとはどういうものなのか
・レア社さん独特の雰囲気のゲームをしたい
こういった方により具体的に紹介させていただきたいと思います!
タイトル | バンジョーと カズーイの大冒険 |
発売元 | 任天堂 |
開発元 | レア |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1998年12月6日 |
対応機種 | Nintendo 64 Xbox LIVE Nintendo Switch |
価格(当時) | 7140円(税込) |
クリア時間 | 約15〜25時間 |
画像はNintendo Switchの画面になります
序盤ステージの画像しか使用していないため、ネタバレはありません
主な特徴
箱庭型アクション
拠点から様々なステージへ
広大な『グランチルダの砦』を拠点に様々な箱庭ステージをクリアしていくアクションゲーム
『スーパーマリオ64』の『ピーチ城』を拠点として、様々な箱庭ステージをクリアしていくのと同じ感じになります
こちらでは、スターではなく『ジグソー』と呼ばれるパズルのピース(本名:ミスター・ジギー)を集めて、新たなステージを開放していく形で、一つのステージにコースは無くとにかく収集やギミック攻略をしていきます
2人(匹?)でアクション
豊富なアクション
最初は少ないアクションも、進めていくうちに数々のアクションを覚えていくことができます
敵を倒すための攻撃アクションのものから、陸や空の移動手段まで様々
そして変身能力も授かり、一部ステージには変身をすることで攻略することもあるため、非常にバラエティ豊かになっています
このアクションをうまく活用することで各ステージをクリアしていく形になります
レア社さん独特の雰囲気
他のゲームではなかなか味わえない独特の雰囲気があるのが、レア社さん製のゲームです
このゲームだけではなく、次作の『バンジョーとカズーイの大冒険2』や『ドンキーコングシリーズ(64まで)』なども雰囲気が同じような感じになっています
無機質なものがキャラクターになっていたり、ちょっと下品な部分があったり、なんともいえない不思議な感覚になります
上記な感じで全体的にポップではあるのですが、妙に不気味な部分もあったりと人によってはちょっとトラウマになるかも・・・
しかし今の目で見てもこの素晴らしい世界観は、レア社さん以外ではなかなか見られません!
よかったポイント
箱庭安定の面白さ
多数の収集要素
ステージ解放に必要な『ジグソー』や拠点探索を広げるための『オンプ』、体力増強の『ハニカム』などなど、一つのステージで集めるものが豊富かつ、解放ギミックも豊富に存在しているのでコースがなくても1ステージのボリュームは満点
また最初から全てのアクションが使えるわけではなく、コースによっていくつか覚えるものがあります
これによってキャラクターの成長を実感できますし、後半のコースにはこれらアクションをフル活用して攻略していくので、自分自身の成長も実感できるというまさにアクションゲームの良いところをしっかり詰め込んであります
豊富なステージバリエーション
『スーパーマリオ64』のようにステージごとにクリアコース(コース1〜8で各スターを集める)ではなく、一つの箱庭ステージをとにかくくまなく探索していくタイプの箱庭
そしてステージバリエーションも豊富で、砂漠や雪国、海や港などさまざま。
さらに雰囲気に合ったBGMも耳に残りやすいです
コースによっては印象に残りやすい敵キャラや演出などがあるので、一度プレイするとなかなか忘れられません
楽しい様々なアクション
直感的かつ分かりやすい
上記でも書きましたが、バンジョーとカズーイは進めていくうちに様々なアクションを覚えていくのですが、これが非常に分かりやすい!
当時は説明書なるものが存在していたのですが、ゲーム内でしっかりと教えてくれるので読まなくても困ることはないですし、難しいコマンドもあるわけではないので、全てのアクションをストレスなく扱うことができます
この説明も実際にアクションを使うための練習台があり、できないと嘆くことなくサクサク学べるので、アクション面に関しては非常に親切かつ完成度が高いです!
公式チート
このゲームには『公式チート』なるものが存在しており、ある場所であるパスワードを入力すると、アイテム無限やステージ解放などのチートを使うことができます
ゲームにもよりますが、基本的にチートは一般人にはなかなか扱えない代物ですし、ゲーム内要素であったとしても、クリア特典や収集特典として配布されるものが多いです
ですが、なんとこのゲームだとクリアする前から使うことができます
わりかしこちらのゲームは行き詰まりやすい部分があるので、この公式チートを使って突破なんかもできるので、実用性はあります
が、一部のチートは使いすぎるとデータを強制削除されるので、多様は厳禁!
今はネットでパスワードを検索できるので、気になった方は探してみてください!
ご利用は計画的に!
レア社さん特有のキャラクターたち
特徴でも述べましたが、キャラクターは動物から無機質なものまで命が宿っています
メインキャラはもちろん、敵キャラから無機物のオブジェクト(物体のこと)など、どれもこれも個性豊かなキャラばかりで、一度見たら忘れられません
果ては『1UP』や『タマゴ(弾丸)』などの消費アイテムにまでも魂が宿っています。
初めてゲットした際に、自らアイテムの詳細説明をしてくれるので非常にユニーク
アイテムだけではなく、ギミック解放オブジェクトも自ら詳細説明をしてくれるので、こういった部分がレア社さん特有のユーモア溢れるところだと思います
人を選ぶポイント
『バンジョー』のアクションが少なめ
ネットでも揶揄されてしまっているのですが、バンジョーのアクションがカズーイに比べてとても少ない
最初はまだアクションが少ないので協力感はあるのですが、進めていくうちにカズーイを使う場面が増えていくので、相対的にバンジョーの出番が減っていくという
とても悲しい、、
一応変身すればバンジョーメインになるにはなるのですが、見た目もアクションも全く変わってしまうので、変身前のバンジョー自身を使うことは結局減ってしまうという
トラウマレベルの要素
演出が怖い
全体的にポップな雰囲気ではあるのですが、それに反して不気味な部分もあるため割と演出が怖いです
この演出によって色々なところでトラウマになりがちなのですが、その筆頭が『ゲームオーバー映像』
そもそもバンジョーとカズーイは、攫われた妹を助けるために、打倒グランチルダを掲げて冒険に出るのですが、ゲームオーバーということはそれ即ち助けることができなかったバッドエンドということになります
なんとしっかりバッドエンドが作られているという・・・
そしてなぜがセーブしてゲームを終了するたびに、必ずゲームオーバーになります(クリアできなくなるということではないです)。さらに最初の一回目はムービーを飛ばすことができないので、強制的に見せられます
この映像を見た方はほぼトラウマになったのではないかと思います・・・私もそうでした笑
一応現在はswitch onlineであれば、どこでもセーブ機能により一度も見ることなく進められるので、今はswitch onlineでのプレイをお勧めします
一部の即死要素
ステージによっては行き詰まる部分が多々あり、それは後半になるにつれて増えていきます
その一つが即死
この即死が厄介で、一度ステージ内で体力が0になると全て最初からやり直し(一部は大丈夫)
どんなに収集物を集めていても、全てやり直し
この鬼畜仕様がこちらのゲームの難しさを跳ね上げており、特に後半はクリアできなくて投げ出してしまうことも・・・
こちらも現在はswitch onlineであればどこでもセーブ機能があるので、そこまで苦ではないのですが、実機(Nintendo 64)ですとどこでもセーブ機能はないので、かなり鬼畜ゲームとなっています
まとめ
レア社さん特有の雰囲気を持ちつつ、一作目から箱庭アクションゲームとして完成度が非常に高い『バンジョーとカズーイの大冒険』
記憶に残るキャラやステージにBGM、そして不気味な演出
どれもこれもバンカズを語るには外せない要素で、こういった部分が良くも悪くも記憶に残りやすいです
アクションも非常に出来が良く、それをうまく使えるようにステージ設計もされているため、アクションゲームとして楽しくプレイできます
反面難しさや演出でトラウマになりやすい部分もあり、この辺りは人を選ぶかもしれません
総じて完成度の高い箱庭アクションゲームとなており、次作の『2』含めて64を代表するゲームの一つと言っても過言ではありません
ぜひプレイしてみてください!
「那覇♪」